ロボットをコンピュータ制御に改造中!
先生のロボットをZoomで見せました。
子どもたちはロボットを改造する部品を調達中なので、今日はCPUの役割を勉強しました。
子どもたちの手元にあるIchigoJamやIchigoDakeと照らし合わせ
「真ん中にある黒い部品がCPUだよ」と説明しました。
CPUは
みんなが作ったプログラムを「記憶」して「理解し実行」する、そして「伝える」。
人間の「脳」のような部品ですね。
では
なぜCPUはプログラムを理解できるのかな?
「プログラムを読んで、どうすればいいか知っているから!」
正解!
では
なぜCPUは知っているの?
誰かが教えたのかな?
「CPUを作った時に教えたから!作った時に入れた!」
正解!
ではでは
あとから新しいことを教えてあげることはできるのかな?
もっと頭がよくなりそうだよね・・・
「できると思う!」
家のパソコンはWindows10?
「前は8だった!」
Windows8から10にバージョンアップしたんだね
頭良くなったと思うよ~
IchigoJamも同じようにバージョンアップができるよー
こんなやり取りでOSの概念を理解してもらいました。
ここで気づいたことがありました。
次々に答える子は2月のワークショップに参加した子。
はんだごてを握りIchigoJamを組み立てたり、プログラミングでLEDを点滅させたりゲームを作ったり。
こういう体験が活きているのかもしれませんね。
イメージしやすかったのかも・・・。
MapleSugarが手元にあったもう一人の子が言いました。
「MapleSugarの黒いのもCPU?」
これまた、いい質問ですね。
(MapleSugarはモーターを動かすために必要な部品でIchigoJamに繋いで使います)
この黒い部品は、モーターに「回転しろっ!」て命令するところだよ。
と説明してみたら
「IchigoJamはモーターに命令できないの?モーターを動かせないの?」との質問。
LEDを点けるぐらいの力はあるけど、モーターを回す力がないんだ。
だからMapleSugarに命令してモーターを回してもらうんだよ。
「先生!これ会社と同じだね~。命令してやってもらうんだ~。」(^^)/
と、もう一人の子が・・・
えっ・・・・(笑) 以上!
CPUの役割が理解できて良かったなぁ~ (;^ω^)
こどもって面白いな。
大人が思う以上に理解できるし、わかってるな~
IchigoJamの良いところは小さなコンピュータを触りながら理解が進むことですね。
はんだ付けで自分のコンピュータを作ったり、プログラムを作って動かしてみる。
こういう体験って大事なことなんだ。
と改めて気づきました。
これからもワークショップを続けます。
※IchigoJamとMapleSugarの写真はPCNより転載しました