小さなコンピュータ「IchigoJam」でロボットを動かす!
この1週間で必要な部品を手に入れてロボットの改造を終えました。
今日はみんなで試運転!
試運転その1.前進⇒停止⇒前進⇒停止⇒ を繰り返そう
【プログラム】
10 OUT 33:WAIT 60 ← 1秒間前進
20 OUT 0 :WAIT 60 ← 止まる
30 GOTO 10 ← 10行目(1秒間前進)に戻り繰り返し実行
ゲーム作りのときと同じようにIchigoJamにキーボードとモニターをつないでプログラミング。
できたら SAVE 0 でIchigoJamに保存しよう!
「プログラム できたー!」
大島の子が声を上げました。
よーし、動かそう。
キーボードとモニターを外してロボットのスイッチオン!
「し~ん」 動かない・・・
プログラム間違えたかな?
プログラムを何度も見直し、スイッチを入れなおしても動かないロボット
おかしいな~
Zoom越しのトラブルシューティング開始だ!
(触れないのがもどかしぃ~)
ロボットをパソコンのカメラに近づけてもらいました。
こういう時のZoomは便利。
どれどれ・・・
「お~、電池の向きが逆じゃないか?」(笑)
慌てて入れ替えてスイッチオン
「うごいた~!」
よかったー。(^o^)丿
一方、もう一台のロボット。都内の子のカムロボはどうしたかな。
「うごきませーん」とお母さんの声。
(ロボットの改造はお母さんの担当)
こちらは、IchigoDyhookとIchigoDakeを使ってプログラミング。
IchigoDakeを挿したり抜いたりしながら何度も間違い探し。
それでも動きません。
困ったな~。と思案していたら。
「せんせーい。ロボットのおなかにあるDakeJacketのスイッチが入っていませんでした!」
・・・・・。
「やった~。動きました~」
(大喜びのお母さん)
逆さの電池。切れてるスイッチ。
トラブルシューティング、楽しかったです。
結局、ロボットの改造とプログラミングは完璧だったということですね。(笑)
こんなもんです。
試運転その2.腕を動かしてみよう
時間もないのでプログラムはこれだけ
【プログラム】
10 PWM 3,50 : PWM 4,240 ←両腕を振り上げる
「うごいたー」
「あれ!」「片手が動かない!」
「モーターが唸ってます。せんせー!」
Zoom越しに見たら、腕が足と接触しています。
腕が足をグイグイ押してました。(モーターから悲鳴が・・・)
「おかあさん。ドライバー持ってきて腕の位置を直しましょう!」
またもや遠隔手術みたいになってきました。
ロボットの扱いに慣れたお母さんは、言われるままにねじを外し腕の取り付け位置をササっと調整しました。
もう一度、プログラムを実行したら
「やった、動いた~」(と、お母さん)
なんだかんだと、生徒さん二人のカムロボは試運転完了です。
「あら、もうこんな時間。」と
時間を忘れていたお母さんですが
大人が子供のために真剣になれるのは幸せなことですね。
きっと子供たちもうれしいはず。
自分でロボットを作り、自分でプログラムして動かす。
贅沢ですねー。
習った命令を組み合わせ、なんとなくいい感じの動きを数分で作りました。
ほんと、子どもってすごいな。